1980年に住吉武道館で教室をスタートした住之江・住吉少年柔道会。週に2回、子供たちは学校や、塾の勉強を終えてからここに通ってきます。
中にはこの教室の評判を聞いて、自宅近くの教室よりも、わざわざここまで通う子も少なくありません。指導には住吉警察署の現役警察官が訪れます。
柔道は体の柔らかさが大切な競技ゆえ、股割ストレッチ、受け身などの基礎の動きを十分に行うことで、柔軟性を高めます。体の柔らかい子供ほどよく開きます。
「体の動きがしなやかであるほど、長く柔道を楽しめます。柔らかさが重要なのはすべてのスポーツに共通します」と語ってくれたのは古謝登志郎会長。
組み手の稽古は、背中合わせに座り、合図とともに向き合ってどちらが早く相手を抑え込むかの競争です。子供達はこの練習を楽しんでいるようです。
5人組で、ひとりが次々に他のメンバーを背負い投げし、これを全員ローテーションする背負い投げ練習。かなりの体力を擁しますが、強くなるには大事な練習です。
上級生が下級生を親切に指導したりもします。中学生が3歳の子に丁寧に指導する様は本当の兄弟のような親密ぶり。「楽しいから続くんです」と副会長の杉山照夫さん。
「柔道をやりだしてから礼儀正しくなった」「強くなって自信がついたのか、生活全般に積極的になりました」と親御さんの喜びの声も聴かれます。
住之江・住吉柔道会
会場 住吉武道館
練習日 月・水・金曜日
時間 17:30~19:30(小学生)
19:30~20:30(中学~一般)
料金 ¥3,500
連絡先 06-6678-2422(武道館事務局)
2017/12/22 カテゴリー:子供サークル, 子育て関連
by SUMI SUMI NAVI CLOVER STAFF