Jリーグ発足以前の1991年にチームが設立され、独自の指導方法で成果を上げている西成梅南SC。そこにはクラブチームとしての指導手法が凝縮されていました。
高学年ではまず、グランド10週のタイムトライアルから練習が始まります。走力アップにかなり効果的で、試合終盤、最後にものをいうのはフィットネスとの考えからです。
グランドを走った後、疲れが癒えるか癒えないかで、次のリフティング練習に移ります。基礎力の向上と、疲れている中で集中して力を養う訓練です。
「組織プレーも大切ですが、最終的には個人の力で決めるものですから、個の力を磨くことは何より重要です」と西井宜男コーチ。
西井コーチはまた「技術の向上のみならず、あいさつや、荷物の管理など、人としての成長をも促すよう、様々な側面から指導しています」
高学年では競技性が重視、低学年ではまずサッカーを楽しむことです。「楽しいから練習する、すると上手くなってくるんです」と永井コーチ。
コーチ陣は仕事に支障のない日に、子供たちの指導に当たっています。試合のハーフタイムに、ボードで反省点を指摘する加藤翼コーチ。
クラブチームの教えのほとんどは、個の力、最後まで力を出し切る、サッカーを通した人間形成など共通しています。それをいち早く取り入れたのが梅南SCでした。
低学年以下の子供を指導する場合、まずやってみること、それを褒めること。小さい子はまず認めてあげることで、モチベーションがアップするというのが指導方針です。
幼稚園児、低学年はまずボールに親しみ、楽しむことから始めます。サッカー未経験でも、運動が苦手でも全く問題なし。体験希望者に広く門戸を開いています。
西成梅南サッカークラブ
南開公園グラウンド、長橋小学校グラウンドなどで練習
高学年=火曜日・木曜日 : 17:00~19:00、土曜日 : 14:00~16:00
日曜日 : 12:00~14:00
低学年=土曜日 : 12:00~14:00、日曜日 : 10:00~12:00(幼稚園児は10時~11時)
http://bainansc.web.fc2.com/
2018/04/23 カテゴリー:子供サークル, 子育て関連
by SUMI SUMI NAVI CLOVER STAFF