南港ATCで珍しい野外オペラが行われました。公演したのは、相愛大学の教員や学生たちです。劇場で行われるものが気楽に無料で観賞できるとあって多くの人が詰めかけました。
演じられたのは「フィガロの結婚」。通常の劇場で上演されるオペラと違って声や音声が反響せず、そのまま抜けてしまうため、オペラを劇場とは鑑賞する感覚が違ってきます。
声が抜ける対策としてヘッドマイクをつけての発声になりました。普段はマイクをつけず、生声での演技なので、ちょっと戸惑いがあったようです。小さなノイズなども全て拾ってしまうからです。
勝手の違いがありつつも、出演者はオペラを熱演し、その迫力は十分に伝わったようです。しかし強烈な日差しの下での演技はかなり消耗したことでしょう
総合芸術とも称される「オペラ」を野外で気楽に楽しんでほしい、もっと身近に感じてほしいという相愛大学側の願いがありました。企画した山本裕さんは「欧州では屋外公演はそう珍しくありません。野外だから気楽に観賞できるんです
屋外野外でのオペラという珍しいイベントに集まった観客も興味津々。皆さんリラックスして観賞しています。これを機にオペラに興味を持ってくれれば・・・・・
初めての屋外公演でしたが、出演者一同はどの顔にもやり遂げた満足感が感じられます。西の日差しが強烈でした。
相愛大学 音楽学部~海辺のオペラ~
第10回記念 サンセットファミリーコンサート
ATC海辺のステージ10月7日16:00~17:30
相愛大学地域連携センター 06-6612-5902
2018/10/13 カテゴリー:イベントレポート, 街の情報
by SUMI SUMI NAVI CLOVER STAFF