ジャザサイズの主催者として圧倒的な支持を集めている萩原泰子さん。メンバーはすでに400名を超える勢いで増加中。レッスンは毎日あるため、スタジオ付近からはインストラクターの気合の入った声が聞こえてきます。
レッスンスタジオは住吉公園体育館と長居の2拠点体制。ジャザサイズの良いところを萩原さんに聞くと「エアロビクス、ジャズダンス、筋トレ、体幹トレーニングの全部の要素が入っているところです。しかもかなり本格的ですよ」とその内容の濃さをあげてくれました。
萩原さんとジャザサイズの出会いは福岡。「夫の転勤で移り、そこで出会ったんです。楽しくてすっかりハマり、インストラクターまでやらせてもらいました」スタジオの片隅では子供が遊べるスペースが設けられて「子供をチラ見しながら、安心してレッスンを受けられたんです」
そんな日々を5年ほど過ごしていたところ、またまた転勤で大阪へ。ここでもジャザサイズをやりたいと教室を探したのですが、近辺にはなく「ないなら私が作ってやる」との意気込みでフランチャイザーとして始めたそうです。
意気込んでみたものの、レッスン会場や機材の手配、会員集め・・・・・と大きな負担が萩原さんに圧しかかります「とにかく安く使える場所と機材を何とかしなければ、といろいろ探しました」住吉公園体育館を手当てできたのは1年後だったそうです。
レッスン生も集めなくてはなりません。知人に話したり、新聞に折り込みチラシを入れたり、自分でもポスティングしたり。「ある時ポスティング禁止のマンションの管理人さんに叱られました(笑)」そうして少しずつメンバーさんが集まり、教室らしくなってきます。
それでもしばらくは大赤字のレッスンが続きます。ようやく収支がプラスになり始めたのは2年目に入ったころから「ある一定の人数になったころから加速度的にメンバーさんが増えてきました」もちろんそれに比例して、スタジオ代やインストラクターの人件費、機材などの費用も嵩んできます。
赤字続きのころ「苦しくてもやめようとは思いませんでした。せっかく集まってくれたメンバーさんのライフスタイルを壊してしまうことになるからです。始めたからには責任がありますから」と強固な意志の持ち主でもあります。
小学生のKIDSチームもあります。昨年からは住吉公園や住之江公園などのイベントでダンスを披露するまでに成長してきました「これからも子供たちにできるだけ披露する場を増やしていきたいと思います」と様々な方面へのPRも積極的です。
様々な苦難を乗り越えてジャザサイズは6年目を迎え「将来は頑張ってくれているインストラクターたちが、独立して自分の教室を持てるようになれば」と夢を語ってくれました。ジャザサイズと共に歩む萩原さん。その瞳は優しく将来を見据えています。
2017/10/02 カテゴリー:クローズアップ
by SUMI SUMI NAVI CLOVER STAFF