2018/01/11 カテゴリー:シュライカー大阪
by SUMI SUMI NAVI CLOVER STAFF
シュライカ―大阪の勝利への気迫がゲームを支配した。先制点を決めた加藤未渚実。浜松をゴール前に釘付けにし、最後は加藤が左足で決める見事な速攻だった。この先制点でシュライカ―が勢いづく。
前半12分、2点目を決めた芝野創太(23)。全員が貪欲にゴールを狙うシュライカ―にとっては、試合の流れを手繰り寄せる効果的な得点だった。
ビニシウス(10)は、この試合ゴールはなかったものの、前半は守備で貢献し、浜松の攻撃に決定機を作らせなかった。そして機を見てゴールも狙う。
守備に攻撃に、この日もアグレッシブな堀米将太(20)。浜松の一瞬のスキをついて豪快なシュートで3点目を決める。相性のいい浜松に対しても、一切攻撃の手を緩めなかった。
後半4分、ブラジル出身トリオが陣形を崩し、最後は佐藤亮(22)が4点目を決めた。応援団の声援に応える佐藤。ややワンサイドになりかけたこの直後、連続ゴールを決められ4-2と詰め寄られる。
チアゴ(11)は前半から何度もゴールを狙い、浜松ディフェンスを脅かした。後半10分、2点を返され楽勝ムードが消えた時、浜松を突き放す5点目のゴールを決める。
大阪から駆け付けたシュライカ―のサポーター。崖っぷちから盛り返し、快勝でプレーオフ進出をほぼ決めた試合に安どの表情。喜びを分かち合う。
試合終了後、サポーターの声援に応えるシュライカ―大阪の選手、監督、スタッフ。リーグ戦連覇へ望みをつなぐ快勝で、プレーオフ進出を確定した。
試合後、Jスポーツからインタビューを受ける芝野創太(22)「最終節でシュライカ―らしい攻撃的な試合ができた。次もこのようなスタイルで試合に臨みます」自力でプレーオフをほぼ手中に収め、言葉も弾む。
インタビューに応える小暮賢一郎監督。「苦しいシーズンながら、シュライカ―らしい攻撃的な試合ができました。この3年間の経験値を生かして、プレーオフを戦います」と語った。