2018/11/05 カテゴリー:NTTドコモ レッドハリケーンズ
by SUMI SUMI NAVI CLOVER STAFF
改装された花園ラグビー場に、来年度トップリーグ復帰を狙う大阪の2チームが激突しました。NTTドコモレッドハリケーンズ(ドコモ)、と近鉄ライナーズ。全勝同士の対決は最後まで予断を許さない大接戦となりました。
昨年度はドコモが勝利したこのカードも、近鉄の戦力が充実して接戦が予想されます。そんな両チームの対戦に大観衆が詰めかけました。花園は近鉄のお膝元だけに、ドコモはややアウエー感があります。
試合開始直後の1分、ドコモは自陣から、SOマーティハンクス(10)が敵陣深く蹴りこんだキックを、右WTBスルンガラリースティーブンソン(14)が追走。うまくキャッチして、幸先よくトライを奪う。スティーブンソンはこの後16分にもトライを奪う大活躍。
ゲームの入りは良かったものの、近鉄に逆転され、キックへの対策もなされて、後半はランプレーが多くなった司令塔のSOマーティハンクス(10)。しかし近鉄ディフェンス陣にマークされ動きを封じられる。
強烈な突進力でアタックの力強さばかりが目立つ左CTBバエア ミシポエチ(13)だが、ゴール前では近鉄の攻撃を、好タックルでしっかりと止めていた。
28-12と近鉄にリードを許した後半16分、ラインアウトからFWがタテ突進で攻め込み、攻撃の流れをつかんだドコモ。最後は左サイドを駆け抜けた左WTB茂野洸気(11)がトライ。反撃ののろしを上げた。
後半20分、近鉄陣22m付近の攻撃から、FBフィルヨーン(15)は右隅へキックパスを蹴りこむ。これを追った右CTB金勇輝(13)がインゴールで抑えるトライで24-28。4点差とし、ここから息詰まる攻防へと展開した。
後半35分SH秦がゴール前まで迫り、最後にパスを受けたPR西川(17)がゴールに飛び込み、逆転トライ!かと思われた瞬間、ゴールライン目前でボールがこぼれる痛恨のノックオン、逆転はならなかった。
双方4トライづつを奪い、期待通りの大接戦を示すスコアボード。来年からは再びトップリーグでまた観たい大阪ダービーです。盛り上がること間違いなし!
ラグビートップチャレンジリーグ第7節(花園ラグビー場)
NTTドコモレッドハリケーンズ 24-28 近鉄ライナーズ
・NTTドコモレッドハリケーンズ試合情報(関西地区)
12月9日(日)キンチョースタジアム長居にて12:00~(相手未定)
詳しくはNTTドコモレッドハリケーンズWEBサイトにて
http://docomo-rugby.jp/game/