2018/12/05 カテゴリー:シュライカー大阪
by SUMI SUMI NAVI CLOVER STAFF
Fリーグ第25節は、2位のシュライカー大阪がヴォスクオーレ仙台をホームに迎え撃つ戦いです。1位の名古屋追撃のために、シュライカーは負けられない戦いが続いています。
最初のシュートを放ったのは、300試合出場の小曾戸允哉(12)。ゴールとはならなかったものの、このひと振りで、シュライカ―の攻撃に火をつけました。キャプテンとして、彼の存在は欠かせない。
先制ゴールは稲田の右足から生まれた。前半7分、自陣ゴール前から、田村がカウンターで攻め上がり、相井へとつなぎ、最後は稲田瑞穂(88)がゴール前に詰めて押し込んだ。1-0
後方からゲームをコントロールするアルトゥール(5)。先制点は奪ったものの、仙台の堅い守りにパスコースを塞がれ、思うようにゲームを組み立てられないという、歯がゆい展開がつづく。
今シーズンから、タイムアウト時に登場するシュライカーのKIDSチアチーム。彼女たちの登場は、ホッと一息つける貴重な時間。小学1年生から中学3年生まで幅広い年齢層で構成されています。実は、試合前にはじっくり時間をかけて練習してるんです。
守護神として、シュライカーのゴールを守り続けるGKの檜山昇吾(23)。今年のシュライカーの安定感は、彼の存在が大きい。
ゲームが動いたのは後半14分、同点に追いつかれてしまったシュライカ―は、相井忍(10)を疑似GKに見立て、パワープレイで攻めあがった。しかしこれが裏目となり、16分、がら空きの自陣に逆転ゴールを許してしまった。
後半17分、芝野創太(23)の同点ゴールで、再び息を吹き返したシュライカー大阪。パワープレイに出た仙台の、背後をつくロングパスを見事に流し込んだ。しかし、ここからさらにもう一つの興奮が待っていた。
残り1分あまり、稲田瑞穂(88)は再逆転ゴールを決めた。先制点、再逆転と2点を決めた頼りになる男、稲田。この瞬間、スタンドは興奮のるつぼに!
先制ゴールにつながるカウンターアタックや、ゴール前に詰める変幻自在な動きで、仙台を翻弄した田村夕貴(18)。終了間際、ダメ押しの4点目を奪った。タイムアップのホイッスルが鳴ったのは、この数秒後でした。
アリーナサイドで、息詰まる攻防を見守っていたKIDSチアたちも、勝利の瞬間にはこの喜びよう。もうすっかりシュライカーのファミリーです。
最後まで声援を送ったシュライカ―大阪の応援団。ピンチにもチャンスにも欠かさず応援しています。その声援が伝わったのか、ロスタイムの攻防は、スタンドも大興奮のドラマチックな幕切れに。
試合終了後、応援してくれたスタンドの声援に応える、シュライカ―大阪の選手たち。残り数秒の攻防を制した選手たちも、興奮を隠せない様子。この勢いで名古屋追撃だ!
この試合のオービット賞は、2ゴールを決め、勝利に大きく貢献した稲田選手。先制ゴールではチームを勢い付かせ、逆転ゴールでは会場全体を喚起に包みました。
出口では観戦を終えたファンとハイタッチするシュライカーの選手たち。ファンも最後の5分は大興奮の試合でした。子供たちも満足してくれたようです。
試合前のセレモニーで、Fリーグ通算300試合出場を果たした、シュライカー大阪の小曾戸選手が表彰されました。2人のお子さんから花束を受けて、家族4人で記念撮影。
フットサルDUARIG Fリーグ2018~2019
第25節(住吉スポーツセンター)
シュライカー大阪 4―2 ヴォスクオーレ仙台