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トップリーグ返り咲きをかけた大一番! ラグビートップリーグ入れ替え戦(キンチョースタジアム長居) NTTドコモレッドハリケーンズ 33-24 コカ・コーラレッドスパークス

2018/12/25 カテゴリー:NTTドコモ レッドハリケーンズ 
by SUMI SUMI NAVI CLOVER STAFF 

勝てばトップリーグへ返り咲きできるNTTドコモ、地元キンチョースタジアム長居の大声援を受けての相手はトップリーグ16位のコカ・コーラです。後半15分、ドコモは流れを掴んだドコモは、キーパミーウイット(5)のトライで逆転に成功!

キャプテン茂野洸気を先頭に、グランドに登場するドコモのフィフティーン。この試合はセカンドジャージの黒を着衣。トップチャレンジリーグ1位の力を出せればきっと勝利は見えてくる。

コカ・コーラのディフェンス網を切り裂くように鋭いステップで突破する、ドコモWTB(ウイング)茂野洸気(11)。キャプテンとしてプレーでチームを引っ張った。

スクラムを組む瞬間のドコモのフロントロー陣。スクラムの生命線ともいえる手前の白いヘッドキャップを着けた、タイトヘッドプロップ金廉(3)には決意の表情が!

この日もゲームメイクが冴えた、司令塔のSO(スタンドオフ)のマーティバンクス(10)。試合前に足を痛めたというらしいが、そんな素振は微塵も見せず、パスにキック、それに果敢なランプレーでも躍動した。本当に足が痛いのか、もしかしたら敵を欺くガセネタ!?

先制点を奪われたドコモだが、前半16分、マーティバンクスのショートパントに、タイミング良く走り込んだPR(プロップ)岡部瞬(1)の胸にすっぽり。そのままゴールに飛び込むトライ。反撃ののろしを上げた。

コカ・コーラのディフェンスの突破戦を図るCTB(センター)パエア ミフィポセチ(12)の強烈な突進力。後半足を痛めて退場したが、攻撃の起点となり、存在感を示した。

2トライを挙げたLO(ロック)キーパ ミーウイット(5)。攻撃面だけでなく、 ディフェンスでも、あわやトライ!を防ぐ好タックルを連発するなど、大車輪の活躍。

ボールを奪い合う、ドコモWTB蔵田知浩(14)とコカ・コーラの副島亀里ララボウラティアナラ(11)、名前が長い!2人のマッチアップは何度も見られた。後半35分、空中のボールを競り合ったシーンでは、副島が危険なプレーで退場となった。

キーパミーウイットのトライで逆転したドコモは、士気も上がりさらに猛攻を続ける。FW(フォワード=スクラムを組む8人)がコカ・コーラゴール前へ攻め込みチャンスを作る。

逆転した直後の後半22分、FWが押し込んでチャンスを作り、ラックサイドのミスマッチを突いて内へ切れ込んだSOマーティバンクスが、長い手を伸ばしてゴールポスト右へトライ。自らゴールを決め28-17とリードを広げた。

完全に流れを掴んだドコモは、後半33分左へ展開し、最後はWTB茂野がトライを決める。33-24とコカ・コーラを突き放すトドメのトライとなった。

ノーサイドのホイッスルが鳴り、抱き合う茂野とリアンフィルヨーン(15)。この1年の締めくくりを最高の結果に結び付けた。来シーズンはトップリーグでプレーすることが決まった瞬間だ。

試合終了後、まずはバックスタンドの大応援団へ勝利の報告をするドコモのフィフティーン。ホームの大声援は大きなアドバンテージになったはず。

メインスタンドのファンへの挨拶するフィフティーン。試合終了後、スコアボード前でファンとの記念撮影も行われた。
ラグビートップリーグ入れ替え戦(キンチョースタジアム長居)
コカ・コーラレッドスパークス(トップリーグ16位)vsNTTドコモレッドハリケーンズ(トップチャレンジリーグ1位)
勝利したNTTドコモは来シーズンからトップリーグへ昇格。

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