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善戦するも、サンゴリアスに惜敗 NTT ドコモレッドハリケーンズ3-22サントリー東京サンゴリアス(ラグビーリーグONE ヨドコウ桜スタジアム長居)

2022/02/27 カテゴリー:NTTドコモ レッドハリケーンズ 
by SUMI SUMI NAVI CLOVER STAFF 

開幕から今だ勝利のないレッドハリケーンズ=RHは、ホームにサンゴリアスを迎えての4戦目を戦った。日本代表や各国代表選手をずらりと並べる首位サンゴリアス=SGに挑んだ。その象徴がLOのタイラーポール(4)。忠実に走り、アタックにディフェンスに常に体を張った。

スクラムでは、両チームともフロントローがストレスの溜まる判定が続いた。それでも気を取り直して両チームFWは、フィールドプレーで激しいボール争奪戦を繰り広げた。

大健闘のFWのなかでFⅬ安田司(7)の活躍が見逃せない。常に体を張ってのタックル、真っ先に密集に向かいジャッカルするなど、チームに勇気を与えるプレーを披露した。

前半32分。SH浜野(9)のインゴールへのキックパスを競り合ったが、レッドハリケーンズのWTBスルンガ(14)がゴール寸前に惜しくもノックオン。しかしそのボールに対してLOのタイラーポールは誰より早くフォローに走った。

ラックからのボールで攻撃を仕掛けるSH浜野達也(9)。敵陣ゴール前へ攻め込むとゴールに向けてキックパスを再三用い、WTBを走らせたが惜しくもトライを奪えなかった。

前半途中から登場したWTB小林正旗(22)。いい走りで、何度もゲインラインを突破し、チャンスを広げた。

自陣ゴールを背負って攻撃に転じるレッドハリケーンズ。ボールをもって突進するPROの金 廉(3)。フォローに走った時の金は、誰よりも早くラックへの向かう走力も見せた。

トライゲッターのWTBラリースルンガ(14)。パスを受けるもサンゴリアスの必要なマークにあって、トライゾーンを駆け抜けるまでには至らなかった。

後半登場した、サンゴリアスのダミアンマッケンジー(23)。オールブラックスの力を見せつけるシーンも度々あった。23分のトライは彼のラインブレイクが起点だった。

密集での激しいボールの争奪戦。サンゴリアス相手に、最後まで一歩も引かない気迫を見せたレッドハリケーンズFW。格上相手に引き締まったゲームを演出した。

この試合でもいい働きを見せたFBの吉澤太一《15》。彼がボールを持つとワクワクさせてくれる。カウンターアタックからの仕掛けに、サンゴリアスのケレビのタックルを受けるも前進する。

後半35分、浜野に代わって入ったSHの井之上明(21)は、いい走りでチャンスメイクしたが、突破ではラストパスがつながらず、残念ながらトライまで至らなかった。またも初勝利ならなかったレッドハリケーンズ。しかし最強のサンゴリアス相手に、一歩も引かない心意気を見せてくれた。初勝利は近いはず。ファンも期待している、がんばれレッドハリケーンズ!

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