2022/06/01 カテゴリー:イベントレポート
by SUMI SUMI NAVI CLOVER STAFF
帝塚山音楽祭が3年ぶりに戻ってきました。
多くの人がこの日をどれほど待ち望んだことか、会場万代公園の賑わいぶりが、それを物語っています。
5月28日(土)、29日(日)の両日、住吉区万代池周辺は多くの人でにぎわいました。パフォーマンス用のステージは3つ用意され、メインゲート付近のエントランスステージ周辺は演奏を見ようと黒山の人だかり、
3つのステージをつなぐ遊歩道には、万代池を取り囲むように露店が出展されており、お祭りムードが高まります。それにしてもこの日は厚かった!
メインステージでは出演チームが精一杯のパフォーマンスを繰り広げています。今回のステージはやや簡素化された仕様ですが、出演者は精一杯のパフォーマンス。トモエバレエスタジオの皆さんによるバレエダンスは、統一された動きが見事です。
老舗のダンススタジオ=ナタラジャボックスも戻ってきました。子供たちのダンスはビートに乗ってリズミカルに切れ味抜群のダンス。見ているこちらまで体が動きそう。
ナタラジャボックスは近隣に3教室があり、本格的なダンスレッスンで知られています。レッスン性も多く、複数チームが出場しています。複雑な動きでもダイナミックに、ごく自然にこなしています。何よりダンスが楽しそう!
ジャズをベースにダンスパフォーマンスを見せてくれたのは瀧口順子舞踏研究所。名称からは想像しにくいのですが、ジャズダンスクラブです。
すっかりおなじみとなったフラメンコは、市川恵子フラメンコ舞踏研究所。鮮やかな衣装に身を包んだスペイン伝統の舞とギター演奏。それに歌が一体となって迫力十分。
注目のベリーダンスを引っさげて3年前初めて登場したSHIONさん。ベリーとは「お腹」の意。中東発祥のお腹を出した衣装で超セクシーな舞を披露。帝塚山音楽祭に新風を吹き込んでくれました。
今回はスクールの生徒さんも登場して、日ごろの練習の成果を披露。3年間で5教室を開校したとか。勢いは止まりません!
開催日は晴天。気温は初夏を通り越して真夏を思わせる30℃超えとなり、強烈な日差しが容赦なく照り付けます。木陰のあるところで一休みは絶対必要です。
幻想的なアクセサりを販売するのは「Craft Kotone」。直径2cm ほどのガラス玉の中に、さらに小さな人口のオパールを埋め込み小宇宙を表現しています。1200℃という高温で過熱しながら製作する、なんとも幻想的なアクセサリーです。
ガラスアートは色やデザインなど様々で、とでもカラフル。このクオリティで価格は¥10,000代とは、お買い得かも!インスタで「craftkotone」検索すれば作品がいろいろ出てきます。
オリジナルの風鈴を製作しているのは 「凛珠」さん。空缶の再利用方法をあれこれ試行錯誤しているうちに、このような風鈴アートにたどり着いたそうです。部屋にひとつあると癒されます~
空き缶アートに目が行きがちな「凛珠」さんですが、様々なアート作品を作っています。古着物記事で作った鶴難化は芸術品と言ってもういいぐらい。どの作品も卓抜した技術の結晶です。
こちらは小さなキーホルダーの中に、沖縄の海を表現しています。材料には本物の沖縄の砂や貝殻などを調達しています。このアート技法「エポキシレジンアート」といって沖縄地方で盛んだとか。
エポキシレジンアートの作品を手掛ける主催の山口博子さん(右)。今年2月に石垣島でエポキシレジンアートに出会ったばかり。体験教室に参加して以来、どっぷりハマってしまい、なんと5月に講師資格を取得して、自宅で教室を開催しているとか。すごいパワーです。
本部席のテント内ではスタッフが各種の案内や、ステージの段取りに忙しく動いています。音楽祭の開催は多くのボランティアの皆さんに支えられていました。
帝塚山の町中、いたるところに張られたポスターがお祭りムードを高めます。来年はもっと盛り上がってほしいものです。
第34回手塚山音楽祭万代池公園および住吉区、阿倍野区にまたがる帝塚山エリア
主催 帝塚山音楽祭実行委員会
協力 帝塚山周辺の店舗、各企業