2023/02/08 カテゴリー:NTTドコモ レッドハリケーンズ
by SUMI SUMI NAVI CLOVER STAFF
ラグビーリーグワンのディヴィジョン1は第7節を迎えた。花園ラグビー場ではホームの近鉄ライナーズが静岡ブルーレブズをむかえた。今季まだ未勝利の近鉄ライナーズだが、気迫十分で試合に望む。
10分、キックオフからブルーレブスのパントキックをLOベン・トゥーリス(5)がチャージ。そのボールがすっぽり自分の胸に入り、ゴールめがけて一直線。タックルを受けながら同点トライを決める!ゴールも決まって7-5と逆転に成功した。
逆転に成功した後のライナーズは攻撃にも勢いが増し、FWがブルーレブズゴール前へ迫る。しかし反則でチャンスを逸した。試合を通して。反則でリズムを崩したのは痛かった。
サイドの入れ替わった51分、蹴り合いのこぼれ球を拾ったWTBジョシュア・ノーラ(14)はディフェンスを振り切り、中央へトライ。マシレワのゴールも決まって14-17と追撃体制が整った
劣勢ライナーズの大黒柱、FBのセミシ マシレワ(15)がアタックを仕掛けるも、ブルーレブズの強烈なディフェンスに突破を阻まれる。
ライナーズボールのラインアウトもうまく噛み合わなかったことで、攻撃のリズムが寸断された。
51分から登場したWTB南藤 辰馬(23)はうまいオフロードパスでボールを生かす。南藤 はプレーで熟練の技を見せ上手いつなぎ役を演じた。
ラックからパスアウトする、ブルーレブスのレジェンド矢富勇毅(21)。54分からSHとして登場。38歳ではあるが、衰えを感じさせないプレーでチームをリードした。
終了間際、猛攻を仕掛けるライナーズ。ブルーレブスをゴール前まで追い詰めたが、あと1mが遠かった。
終了後、野中キャプテンを中心に円陣を組む近鉄ライナーズ。気迫あるディフェンスは修正されたが、反則の多さでリズムを崩した。ディビジョン1で戦うには、さらなるプレーの正確さと個人の強さを向上させたい。初勝利は目前、がんばれ近鉄ライナーズ!
ラグビーリーグワン・ディビジョン1ー第7節
近鉄ライナーズ 14-34 静岡ブルーレブズ
(花園ラグビー場)