「子供に投げられることが、こんなに楽しいとは思いませんでした」と楽しそうに語ってくれる大人たち。毎週土曜日の夜、三陵中学で行われる春風会合気道の練習に通う人のコメントです。
合気道は格闘するためのものではなく護身術。スポーツ事故を防ぐため、子供のうちから、受け身を身に着けてもらおうと6年前に創設されたのが、合気道春風会です。今では30名ほどの人が習っています。
主催するのは中村一幸さん「柔軟性があれば事故防止だけでなく、他のどんなスポーツでも応用できますよ」そんな子供に付き添ってきた親たちも興味を持ち始めて、続々と練習生となってきたとか。
子供と大人が合同で練習する場合、大人はほぼ投げられる側にまわります「大人を投げ飛ばすのは楽しい」と子供たちは今日も元気いっぱい。昇級昇段試験では投げられる美しさも評価されます。
「特に運動していたわけでもない私も、2年で黒帯になりました」と熱心に取り組む小川恵理子さんや「9歳の娘に投げられるのが楽しみです」とは、同じく2年で黒帯になった仲野文英さん。
合気道は相手の力を利用する護身術でもあるので、練習生の70%を女性練習生が占めています。昇級試験が3か月毎にあり、いかに上手く投げられるか形も評価されます。それを励みに、いつの間にか有段者になる人も。
「投げられ方の要領が分かってきました」と大人と子供が一緒に楽しく練習しています。それにしても、投げられるのが楽しいとは・・・・・・一度投げられたら病みつきになるかも!?体験参加歓迎。
合気道 春風会
練習 三陵中学校 格技室にて毎週土曜日19:00~
問合せ 070-5660-6941 中村幸一
2018/02/04 カテゴリー:大人サークル, 生活関連
by SUMI SUMI NAVI CLOVER STAFF