8月5日セントラルスポーツ、ココカラファイン、なかむらレディースクリニックの共同企画として「生理痛なんか飛んでいけ―」と名打ったセミナーが行われました。セミナーには20代~40代の女性たちが参加され、産婦人科医師である中村哲生先生の話を聞き入っていました。
中村先生の話は、生理のメカニズム⇒生理痛の原因⇒対処方法という流れで進みます。イラストや画像、映像などの視覚的要素を加えての解説です。いつもの生理痛と軽く考えて放置すると、実は腫瘍だったことが判明することがあります。手術によって部位を切除する動画もあり、参加者は一様に真剣な表情です。
生理は女性にとっては大切な体の機能ですが、それに伴う痛みで多くの女性が悩まされています。対症療法だけでは十分ではなく、ホルモン療法や手術療法など、様々な治療方法があります。いずれにしても、ライフサイクルに合わせた適切な療法を選ばなくてはなりません。
セミナーを終えた参加者たちは「日頃から体のことは気にしていたので、とても参考になりました(27歳未婚)」や「学生時代からスポーツと生理痛の戦いでした。これからも続きそうですが、恐れてばかりじゃなく、しっかり向き合うべきなんだと感じました(23歳未婚)」などの意見が聞かれました。初めての試みとして行われた、この体との向き合い方というテーマは、参加者の気持ちに一石を投じたようです。
中村哲生 産婦人科医師
大阪生まれ 大阪市立大学医学部卒業、住吉市民病院副医院長などを歴任し、2016年、住之江区に 「なかむらレディースクリニック」を開業
2017/09/01 カテゴリー:ヘルス&ビューティ
by SUMI SUMI NAVI CLOVER STAFF