ラグビートップリーグのプール戦が万博競技場で行われました。アウエイで2連勝して大阪に戻ってきたわれらがNTTドコモレッドハリケーンズ。ホームにヤマハ発動機を迎えました。ゲームキャプテンを務めたのはWTB金勇輝(11)。アタックにディフェンスに体を張り続けた。
待ちに待ったホームゲームに、多くのラグビーファンが万博競技場に詰めかけました。金ゲームキャプテンを先頭に入場するレッドハリケーンズ(赤)とヤマハの選手たち(水色)。強豪ヤマハ相手にも3連勝への期待が膨らみます。
試合開始早々からレッドハリケーンズは勢いよく攻め立てます。SOバンクスの効果的なキックで大きくゲインし、一気にヤマハゴール前に迫った。ここで得点していれば・・・・・
懸案のスクラムでボールインに慎重なSH浜野達也(9)。ヤマハの強力な押しに苦戦するレッドハリケーンズFW。前半押し込まれるシーンが何度か見られました。
決定力を持つヤマハWTBマロ ツイタマ(11=左)とFBゲイリー ラブスカフニ(15=ともに背中)。警戒しなければならない2人だったが、FWの優位を利した走りで、ラブスカフニには前半で2トライを許してしまった。
負傷したCTBパエア ミフィポセチに替わって入った藏田知浩(23)は、カウンターアタックから見事なランで、ヤマハディフェンスラインを突破してチャンスを作った。
反撃に出るレッドハリケーンズ。SOマーティバンクス(10)がヤマハのディフェンスを引きつけて裏へ出たところに、絶妙のタイミングで走り込んできたLOキーパ ミーウィット(5=右)へパスを放つ。ミーウィットはこれをキャッチして、15mほどゲインし一気にヤマハゴール前へ迫ります。
レッドハリケーンズ最初のトライは前半36分、HO吉田 伸介(2)が左隅に抑えた。スクラムからサイド攻撃を仕掛け、連続攻撃でつかんだレッドハリケーンズらしいトライでした。
前半終了間際、FWがモールを押し切ってトライを決めたFL大椙 慎也(6=中央)。12-24と点差を詰め、後半に向け追撃態勢が整った。
浜野に代わって後半から出場した新加入のSHブリン ウィルソン(21=右)。ラックサイドを駆け抜けて大きくゲインするなど、攻撃的に仕掛けます。SHのポジション争いはし烈だ!
終了間際、ヤマハゴール前のラインアウトからモールを押し込むレッドハリケーンズFW。ゴールまであと数センチと迫ったが、ヤマハの粘り腰のディフェンスに、あと一歩届かなかった。
試合終了のスコアはNTT ドコモレッドハリケーンズ12-36ヤマハ発動機。ヤマハの壁は厚かった。それでも前半のワンサイドゲームになりがちなところを盛り返し、終盤まで食い下がったのは次の試合に生きるはず。頑張れレッドハリケーンズ!
2019/07/12 カテゴリー:NTTドコモ レッドハリケーンズ, スタジアムへ行こう
by SUMI SUMI NAVI CLOVER STAFF