前節は接戦の末、勝利したNTTドコモレッドハリケーンズ。今節は戦力充実の東芝を迎え撃ちました。試合の入りは悪くはなく、開始3分先制点を奪います。プロップ金廉(3)がゴール正面にトライして幸先の良いスタートです。
ドコモのゲームキャプテンを任されたのはLOのキーパ ミーウィット(5)。やや緊張気味の入場です。
花園ラグビー場はほぼ満員。ラグビーW杯での日本代表の活躍ぶりで、すっかり人気に火が付きました。
なかでも最も観客の視線を集めたプレーヤーがいました。
この日の観客が最も注目したプレーヤーは、東芝のリーチマイケル(6)。彼がボールに絡むと「リーチ」コールが沸き上がるほどの熱狂ぶり。ドコモのホームアドバンテージは・・・・・
ゴールキックを狙うSOのマーティ バンクス(10)。ゲームメイクに期待がかかりましたが、ボールを持つ機会が少なく、試合のほとんどがディフェンスでした。
東芝に攻め込まれ、数少ない攻撃のチャンスで、CTBパエア ミフィポセチ(13)は、その突進力で東芝ディフェンスを次々に突破。チャンスを作った。
突破力に加えて、2mmの長身を生かしたラインアウトや、細かいパスのつなぎでも高い技術力を見せた、FLのローレンス エラスマス(6)。リーチマイケルのタックルを交わして突進。
東芝の強力スクラムには終始苦しめられた。マイボールスクラムでも、強いプッシュで押し込まれて、度々ボールを奪われるシーンが目立った。
後半18分、東芝のミスを突いてWTB小林 正旗(11)がボールを奪い、そのまま60m走りきりトライ。リンカーン マックラウチ(22) のゴールも決まり、14-20と追撃。
ラインアウトでボールをキャッチするLOのキーパミーイット(5)。このキャッチングからドコモの得意技が披露された。
後半26分、ラインアウトからモールを形成し、そのまま一気に押し込み、東芝ゴールを陥れてトライを奪う。絵に描いたような見事な即効だった。21-32と追い上げる。
終了間際にも東芝ゴール前で攻め続けたドコモだったが、ボールを奪われ、逆にカウンターアタックを食らい、背走する羽目に。そしてとどめのトライを浴びて結果は21-39の敗戦。それでも粘り強いディフェンスで、強豪に最後まで食らいついた。
2020/01/20 カテゴリー:NTTドコモ レッドハリケーンズ, スタジアムへ行こう
by SUMI SUMI NAVI CLOVER STAFF