今シーズンのホーム最終戦は最後まで予断を許さない大接戦となった。シュライカー大阪は、数少ないチャンスを生かしての攻撃が効果的だった。この試合、もっともシュートを放った清水寛治(11)。
清水が放ったシュートのこぼれ球に反応した高井要(4)が押し込み、先制のゴール!試合開始直後の前半1分のことだった。
先制点を挙げるも、すみだに攻められ、押し込まれながらの苦しい時間が続く。相手のシュートを体を張ってブロックする加藤未渚実(8)。
シュライカーの守備の意識は高く、ボールを奪われると全員でゴール前を固めて守る。この徹底ぶりが安易にゴールを割らせなかった。シュートコースをつぶしにかかる安彦憲史郎(5)。
GKでながら積極的に攻撃に参加する樋口就大(16)。攻め込まれ、決定的な場面で何度もファインセーブでゴールを守り続けた。
井口凜太郎(47)は相手ボールを奪うと、すかさず攻撃に切り替え、何度も相手ゴールを脅かすシュートを放った。
ゴール前の守備で、相手シュートを阻むために足を出す田村友貴(18)。ディフェンスに専念した田村だったが、時折見せた強烈なシュートは相手ゴールを脅かした。
後半16分、左隅のコーナー付近からのシュートがゴールネットに突き刺さり、ガッツポーズの清水寛治(11)。これが決勝点になった。
試合終了後、スタンドのファンの声援にこたえるシュライカーの選手たち。加藤キャプテンも安どの表情。
Fリーグ出場300試合を達成した田村研人(98)の記念試合を勝利で飾ったシュライカー大阪。田村本人も笑みがこぼれた。先制ゴールの高井要(4)を讃える。
2024/12/31 カテゴリー:シュライカー大阪, スタジアムへ行こう
by SUMI SUMI NAVI CLOVER STAFF